1899年(明治32年)3月10日、当時34歳だった、初代石井與市によって、石井組は船出いたしました。幕末、明治維新の立役者、かの勝海舟が病没して2ヶ月後のことです。
それから現在まで120年を超える年月、大洋を航海してまいりました。この長い旅は、当然平穏な時ばかりではなく、二度の世界大戦や、いく度かの天災など、さながら嵐に翻弄されるような出来事も、少なからずありました。
しかしその一方で、産業・科学・文化、あらゆる面で社会は大きな進化を遂げ、世界における日本のポジションもきわめて重要なものとなりました。
石井組もその時の流れと同様に、創業の地である富士市はもとより、この美しい「ふじのくに・静岡県」のより良い発展に寄与できればと願い、一歩ずつ時代を歩んでまいりました。
これからも、石井組グループとして企業の社会的責任を真摯に果たしてまいりたいと考えております。